第1章 / GROUPS

群 ― 対称性を計算する

この章で解く謎15パズルで 14 と 15 を入れ替えた配置は、どう動かしても解けない。なぜ言い切れるのか?

回す・裏返す・入れ替えるといった「操作」そのものを計算の対象にする。時計の算術、ラグランジュの定理、RSA暗号のしくみ、そして置換の偶奇で15パズルの謎を解く。

ステージを選ぼう!

STAGE1 から順番にクリアしよう(前のステージをクリアすると次が解放されます)

1
群論とは何か⏱ 約20分
解けない15パズル

14 と 15 を入れ替えた15パズルは、どう動かしてもそろわない。それを言い切るための道具「群」への入口。

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2
ケイリー表と群の定義⏱ 約20分
操作の掛け算表

正三角形の6つの操作の掛け算表から、群の4つの条件が生まれる。なぜこの4つなのかを、方程式を解く計算から確かめる。

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3
mod の計算と巡回群⏱ 約20分
時計の算術

9 時の 5 時間後は 2 時。割った余りで計算する「時計の算術」が群になるしくみと、mod 6 では掛け算がうまくいかない理由。

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4
剰余類とフェルマーの小定理⏱ 約20分
部分群とラグランジュの定理

群は、部分群のずらしたコピーで、ぴったり等分割できる。そこからフェルマーの小定理が数行で証明できる。

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5
オイラーの定理とRSA暗号のしく⏱ 約20分
秘密の鍵 ― RSA暗号

鍵を公開しても破られない暗号。群の個数 φ(n) とオイラーの定理で、RSA暗号を小さな数で組み立てて動かす。

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6
置換⏱ 約20分
入れ替えの偶奇

並べ替えを2つずつの入れ替えに分けると、回数は変わっても偶数か奇数かは変わらない。転倒数でその理由を証明する。

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7
15パズルが解けない理由と置換の⏱ 約20分
15パズルの謎を解く

1手は互換、市松模様で空白は偶数手で戻る。だから全体は偶置換。14 と 15 の入れ替えが不可能な理由をついに証明する。

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